内の広がり

(またまた続き)
一国の中にも、海外にも、世界は広がっていると思います。こないだ書いたように。

けど、最近、その広がりって全て自分の内側から生まれてくるものだなーって思うんです。

想像力とか、イマジネーションとか、好奇心とか、そういう内なるものがなければ、国内を旅しようが、海外を旅しようが、広い世界は広がらないのかなあって。


あるとき、世界一周をしてる人に出会って、その人が
「最近、いろんな国に行って世界遺産を見ても感動が薄れてきててさ。たてたプランに従って国数をこなしてるだけみたいになっててさ。」
と言っていました。

それって、物理的広がりが必ずしも精神的広がりに繋がらない事を象徴していると思うんです。

彼はこうも言っていました。
「改めて勉強って大事だって思ったよ」
と。

色々旅をすると、色々なものが見えると思います。正確に言うと、見える「可能性がある」と思います。
見えるかどうかは、内なる広がりにかかってたりすると思うんです。

同じもの、事、現象をみて、どこまでイマジネーションを広げられるのか、そうでないのか。


そして、内なる世界を広げる為には、勉強って大事なんだなーって。
政治、経済、文化、宗教、地理、心理学、芸術、歴史、科学、etc etc...

全て、内なる世界を広げてくれるツールだと思います。だから、自然と、勉強したいなあって思うようになりました。昔、旅をしたいなあ、と思ったのと同じように。




縦と横と内の広がり、全てをバランス良く併せ持っていけたらなあ、なんて思います。