好奇心
好奇心って、大事だなーと思う。
小さい頃、おじいちゃんに「なんで君」と呼ばれていたらしい。
なんでかというと、いつも「なんで?」「なんで?」と質問ばかりしていたから。
どうやらそれは今も変わっていないみたいだ。
すぐにいろんな事に興味が沸いたり、疑問が沸いたり、そこからやりたいことが生まれてきたりする。妄想癖がすごい。
世界がどうなっていくのかに興味がある。
世界がどう回っているのかに興味がある。
いろんな人の人生に興味がある。
いろんな人の価値観に興味がある。
自分の頭の中がどうなっているのかに興味がある。
だから、いろんな所を旅してみたいし、いろんな本を読みたいし、いろんな人と話してみたいし、いろんな仕事をしてみたい。
と同時に、一つの事を極めると更に見えてくる世界が広がるから、
一つの国に長くも住んでみたいし、一つの分野を極めてみたいし、一人の人ときちんと向き合ってみたいし、一つの仕事のスペシャリストにもなってみたい。
そんな事を考えていると、世の中には分からない事がたくさんで、もっと知りたい事がたくさんで、探求とか冒険とかは、終わらない。
世界には70億人以上人がいるので彼等全員と話して彼等全ての人生を知るのが不可能な様に、
全てを知る事は不可能だ。
きっと人生の終わりの瞬間にも、これもしりたい、あれもやりたい、という様な事が沢山残っている。そうだろうし、そうでありたい。
でも、そうやって好奇心を満たして行くプロセスそのものが楽しいし、その道で出会う人々との出会いが格別だったりする。
だから、もうちょっと、自分の好奇心に耳を傾けてもいいんじゃないだろうか。
「やらなければならないこと」をやる時のエネルギーより、
「やりたいこと」をやる時のエネルギーの方が、大きい気がする。