ゆっくりしてみると見えてくる事

ずっとまえ、横浜から大阪まで電車の鈍行で旅をした事があります。

確か8時間以上かかったような。



飛行機でいけば、1時間くらいなんでしょうか。







電車でいくと、色々なものが見えてきます。車窓から。

東京や大阪とは全く違う田舎の風景とか、そこの農家で働いている人々の姿とか、ヘルメットをかぶって田んぼの中を通学する学生の姿とか、田んぼで農作業をしているおばあちゃんの姿とか。



そういうものは、飛行機からでは、見えない。













目的に向かって、一直線に、最高速度でいくと、確かに、そこに早くたどり着くんです。時にはそれも必要です。


でも、そうすると、何か大事なものを見落としてしまうかもしれない。







ゆっくり歩くと、町の景色や、人々の表情や、自然が見えてくる。





疲れたら、ゆっくり歩けば良い。

そしたら、また新しいものが見えてきて、走る元気が沸いてくるかもしれない。








ゆっくり歩きながら町の景色や人々の表情や自然を愛でる事が人生の目的ならば、走る必要もないかもしれない。