世界は一つになれるか

ずっと前にスペイン語で書いた記事と内容は同じです)






「戦争はなんでなくならないんだろう」、みたいな純粋な疑問を、小さい頃持った人もいると思います。


その答えとして、「国境なんてなくなればいいのに、世界が一つになれば良いのに」と思った人もいると思います。





僕もそんな事をずーーっと考えてきました。





大人(僕今29歳。。。)になってもこんなガキみたいな事を考えられているのが、結構幸せだったりします。笑









実際、「世界政府」とか「世界議会」みたいなのを構想した人は過去に沢山いて(哲学者のカントとか)でも、それは見果てぬ夢に終わっています。



国連も、その決議に法的拘束力はなくて、国連決議は、いわゆる「アドバイス」です。別に守らなくても罰則はないわけです。

安全保障理事会の決定は武力行使を可能にするので、拘束力があると言えますが、常任理事国が一国でも拒否権を発動したら、身動きがとれないので、大国の利害が一致しない問題については国連は何もできません。今のシリアとか。)

*「何もできない」というのは、すいません、語弊があるかもしれません。様々な国連機関が難民を支援したりしているので、「何もできない」という言い方は彼等に失礼でしょう。














実際、「世界を一つにする」のは今の世界を見ると難しい様に思えます。



ギリシャの経済危機とか、今の難民問題で、ヨーロッパを一つにしようとしたEU構想も行き詰まっています。


比較的類似性のある国々の集まりであるヨーロッパでさえこれなんだから、世界を一つの国にする、というのは相当現実的ではない気がします。










さて、どうしたらいいんだろう、と考えた時に、面白い事を考えつきました。
(これは完全にアイデアベースの話で、実現可能かとか、それに伴って起きる問題とか、それは考えてません。笑  それはこれから考えます。笑)






今、世界ではいろんな場所で独立運動が起きています。

スコットランドの独立投票は記憶に新しいですし、スペインのカタルーニャ地方も独立したい。バスクも前から独立したい。


テキサスでも独立したい、って言ってる人もいるし、沖縄でもそう言ってる人もいるらしい。

フィリピンのミンダナオ島でもムスリムの人達が独立したいし、アフリカなんかそんな動きばっかりです。

独立運動の数を数えたらきりがありません。



国連の加盟国も毎年増えています。世界中で国の数がどんどん増えている、ということです。







これをどう考えれば良いんでしょうか。


「皆自分勝手だなあ、一つになろう、まとまろう、っていう協調性はないんだろうか。これじゃ、世界が一つになるどころか、どんどん分化していくばかりだ」

なんて悲観的な見方もできるでしょう。











でも、あるとき僕は思いました。



「ん、これ、この傾向が進みまくって、世界に国が70億(世界の人口)個できたらどうなるんだ?」








ん、世界は分化を極めたが故に、国が70億個できてしまった!!

ん、でもこれって、もしかしたら裏を返せば、国境の意味がなくなって、世界が一つになったってことなんじゃないの?ん?結果オーライ?わーい!!







ってことにはならないのか?笑



おしまい。