おとなりさんちの教育方針 2

ごめんなさい、先日書いた「おとなりさんちの教育方針 1
ですが、いろんな意味で受け取られた様なので、補足と共にもうちょっと書こうと思います。

先日の記事では、僕的には
おとなりさんち=「いわゆる途上国」
口出ししようとしている自分=「援助する国々」
という設定で比喩的に書きました。


おとなりさんち=途上国、の政策や国内状況、国民に対する扱いが、どの程度だったら、「先進国達」は、あなたのところの「教育方針」は「ひどい」から介入します!と言って口出しすべきなのか、していいのか、を比喩的に、ちょっと嫌みっぽく、日常に例えて書いてみたものです。

例えば、親が「勉強なんかしなくてもいい、お父さんの威厳が損なわれるから」と言っていて、子供が「僕も勉強なんかできなくてもいいんだ、だって勉強してる子達より僕の方が幸せだから」と言っている例は、僕が今いる国、ニカラグアの状況をちょっと揶揄してみたものです。



でも、いろんな解釈の仕方があって、おーーーーそういう解釈の仕方もあるんだ、と思って勉強になりました、コメント頂いた皆さん、ありがとうございます!





さてさて、例えば、隣の家の親が「うちの子は勉強できなくてもいいんです」と言い、子供も「僕も勉強できなくても良いんだ、楽しいから」と言っていたら、もう、おとなりさんである僕は何も言えません。

ただ。

子供が一人の家庭ならそうかもしれませんが、これが国になると話は違ってきます。


大多数の国民の教育レベルが低くても、一部の人は、「このままじゃまずい、ちゃんと教育レベルを上げて、民主主義を根付かせないと。」と思ってる人もいるんです。

国の中も一枚岩じゃないんです。

「よその国は介入しないでくれよ、うっとうしい」と思っている人も入れば「うちの国はひどいから介入してくれ、それだけが望みなんだ」と思ってる人もいます。




家の例に例えて言うと、子供が3人いて、上の二人は、「このままでいいよ」と言っていて、一番下の子が「もっと勉強したい、いろんな世界を見たい」と言っている、って感じの状況でしょうか。



こうなってくると難しくなってきます。どれが「その国の意見」なんでしょうか。

他の国はどうすればいいんでしょうか。







ということで、事はそう簡単ではないんだよ、という話です。




まあ、これに対する自分なりの今の所の意見は一応ありますが、またそれは別の機会にー★




こんなことを考えてたりもするんです、という感じです。