ニカラグアの「もったいない」精神?

「もったいない」という言葉は日本語特有の表現みたいです。

(英語ならWhat a waste!!とか、スペイン語ならNo desperdicies!!とか、言えない事もない気がしますが。。。)

ノーベル平和賞受賞者、ワンガリマータイさんの「もったいないスピーチ」で世界的にも有名になったフレーズかも知れません。

ワンガリマータイさん:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4








さて、ニカラグアでは、こんな光景が結構町中にあります。

これは、小さなバイク修理工場です。

町で、回りを見回すと、30年ものの日本製のバイクとかが沢山走っています。1980年、ホンダ産、とか。日本じゃありえないですよね?笑  で、しょっちゅう故障するので、こういうのが町中で必要になるわけです。






これは、もったいない精神があるからというよりも、単に、新しいバイクや車を買うお金がないからだと思います。



けど、結果的に「もったいない精神」の実行にいたってません?笑

(もちろん、古い機種なので排気ガスが多いとか、車検が行き届いてなくて危険とか、個別の問題はあると思いますが。。。)






僕は車を持った事がないのでわからないですが、日本人は、平均どれくらい車を買い替えるんでしょう?

少なくとも、まだ乗れるうちに買い替えているような気がします。








まだ走る車をじゃんじゃん買い替える日本と、動かなくなるまで修理して使い続けるニカラグア、どっちが「もったいない精神」を体現してるでしょうか。



ニカラグアは、日本の中古車を輸入して、それを動かなくなるまで使ってます。




これ、どっちの国が環境保全とか、持続可能性の実現に貢献してるんでしょうか?






(車に詳しい方、なにか知見あれば教えてください。例えば、車のスクラップはリサイクルされるので、実はじゃんじゃん車を買い替えてもそんなに環境負荷は大きくないんだよ、むしろ最新型の機種で燃費が低くて、排気ガスが少ないのに買い替えた方がエコなんだよ、とか。昔どっかで、使い捨て割り箸を使うのは実は環境に悪くない、みたいな記事を読んだ事があります。正しいかどうかは知りませんが。。。)